ライトダウン

はじまりと雑記。

短歌②-「黯い夜」

 

所詮。性懲りも無く、二度目の短歌投稿。

 

 

ここではない。という確信だけ持って歩む日々が始まりそうで。見失いたくないな。

 

 

 

 

短歌②

 

 

さそわれるようにのぞいた路地裏のアネモネ

微かに襲う五月雨

 

 

灰色に染まった声を拐かす、ジン、GARAM、君。

まだ足りなくて。

 

 

八月の星も雫も感情も珈琲色の海に溶かして

 

 

冷めきったスープに沈むオニオンのやけに苦くてなぜか切ない

 

 

門限も恋も渚で攫われて 地球最後の日には紅茶を