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はじまりと雑記。

短歌-0618

 

短歌

 

 

駅までの道のすべてが海までの道であること 栞を挟む

 

 

 

見慣れない花弁の話  昼下り 

まもなく列車が連れてくる風

 

 

 

紫雲色 夜は正しく星が降る 

星の落下に意味はないけど

 

 

 

回想の中であなたはファミチキを箸で2つに切り分けており

 

 

 

海辺ほど夜が暗いと知っていて最も明るい朝焼けを待つ

 

 

 

雑記

 あけましておめでとうございます。気づけば今年初の投稿になりました。細々と短歌は作っていましたが、しっくりくる短歌にならないまま時が過ぎていった次第であります。最近はずっと連作のことについて考えています。今回の短歌もその一部かもしれません。それでは。