前書き ジオラマのような街をバスから見下ろすとき、その中に僕はいない。 誰かの部屋からこぼれ出したピアノの音。 木枯らしの吹き溜まり。 冬の青空になじみ出す、あなたの声。 短歌 もうここが終点ということにして 駅舎で開く星座図鑑の 屋上の誰かの庭…
朝と時雨。まだ消えない夜。立ち止まってみてください。 ただ通り過ぐ景色だけアルバムに綴じる仕事を探しています 最大の音量で聴く音楽といつも冴えない顔の柴犬 朝靄が消えないようにいつまでも いつまでもって永遠ではなく オレンジを撫でるあなたがそこ…
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