ライトダウン

はじまりと雑記。

短歌⑥-「無音なる星」

大人になれば忘れることは、大人になってから忘れればいいかな。そうして失ったことにも気付かずに、まだ旅は途中だ。

 

 

 

 

 

街灯の光は淡くいつの日か指でなぞった星 降り注ぐ

 

 

 

 

 

星座の線 途切れるときにもう二度と会えない人に歌を歌おう

 

 

 

 

葉の先にあまつぶ実る放課後のプラネタリウム 手を繋いでみる

 

 

 

指先で紡いだ先にミラ  空はくじら座を飲み吐き出している