「あの花火、撃ち落としてよ」と微笑んだ貴女は沈む 都会のビルへと 肌色が上げた嬌声 残響に揺らぐバロック 死を仄めかして、 桜に見初められ君は春の奴隷 叫びで濡れた咽喉は枯れゆく 「海になりたい」と嘆いた少女さえ きっといつかは空へ昇って 或る電波…
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